[00:00.000] 作词 : NOir [00:00.039] 作曲 : にお [00:00.90]Arrangement:如何様詐欺師は夜うごく [00:00.79] [00:01.90]江戸紫が拐かす沿線上 [00:09.62]脚向く心をそっと戒め 紅赤指し示す車両身を滑り込ませ [00:18.73]窓辺に摇れる映し身を憂う [00:22.43] [00:22.69]「行き先は何方?」 [00:25.32]「帰り道は此方」 [00:27.49]流されるまま辿り着くその先は 極楽浄土かはたまた地獄か [00:36.32] [00:36.61]いざ往かん [00:37.22]僕らが嗜む日々のカクテルパーティーは 欲しい今を切り取って [00:45.98]何色にも染まり得る幕切れを ただ愛おしく待ち焦がれている [00:53.77] [00:54.23]言葉を鬻ぐ每日を 見返り無しで積み重ねれば [01:08.29]一丁上がり その日はやって来るから [01:13.40]細工は流流仕上げを御覧じろ [01:18.56]今はただ「またね」を交わす [01:21.52]そんな大禍時を持て余したい [01:26.60] [01:27.00]浮かれた温度が白む前に [01:30.87]さあはやく 位置について [01:33.93] [01:52.18]図に乗る営み じっと窺い 煩わしさも上々 部屋を抜け出せば [02:01.00]黙り込む町並みに溶ける赭 [02:04.96]「ほらほら、もういいかい?」 [02:07.73]「否々、まあだだよ」 [02:09.95]燻る思考は無防備に鎖骨滑り 月白の吐露で今夜は御愛想 [02:18.73] [02:19.35]足して培う春 引いて愉しむ夏 [02:28.04]掛けて持て余す秋 割って見初めた冬 [02:37.72]交じりっけ無しの極彩世界に浮かび上がりし 仮初の性を味わいつくせ [02:53.25] [02:53.95]~To be,or not to be~ [02:56.07] [03:12.20]いざ往かん [03:15.15]僕らが与り翻す灯火は摇れる今を振り切って [03:22.18]何色にも染まらない幕開けを ただ限りなく燃やし尽くしている [03:29.39] [03:31.00]心を鬻ぐ日常に 摇蕩うままに身を任せれば [03:42.85]ええい儘よ その日はやって来るから [03:47.25]細工は流流仕上げを御覧じろ [03:51.46]今はただ「いつか」と願う [03:53.88]そんな彼は誰時を信じてみたい [03:58.25] [03:58.66]棚引く湿度が沈む前に [04:01.76]さあ はやく 位置について [04:03.87] [04:04.58]用意、 [04:05.28] [04:05.54]お後がよろしいようで [04:08.30]