[00:00.000] 作词 : ryo/无 [00:01.000] 作曲 : ryo/无 [00:47.08]いつだって君は嗤われ者だ [00:51.10]やることなすことツイてなくて 挙句に雨に降られ [00:56.78]お気にの傘は風で飛んでって [01:00.92]そこのノラはご苦労様と 足を踏んづけてった [01:17.02]いつもどおり君は嫌われ者だ [01:20.96]なんにもせずとも遠ざけられて 努力をしてみるけど [01:27.02]その理由なんて「なんとなく?」で [01:30.81]君は途方に暮れて悲しんでた [01:35.41]ならあたしの声を使えばいいよ 人によっては理解不能で [01:41.46]なんて耳障り ひどい声だって言われるけど [01:46.48]きっと君の力になれる だからあたしを歌わせてみて [01:51.06]そう君の 君だけの言葉でさ [02:01.35]綴って連ねて あたしがその思想(コトバ)を叫ぶから [02:11.35]描いて理想を その思いは誰にも触れさせない [02:21.41]ガラクタの声はそして響く ありのままを不器用に繋いで [02:26.24]目一杯に 大声を上げる [02:32.08]いつからか君は人気者だ [02:35.47]たくさんの人にもてはやされ あたしも鼻が高い [02:41.23]でもいつからか君は変わった [02:45.50]冷たくなって だけど寂しそうだった [02:50.12]「もう機械の声なんてたくさんだ 僕は僕自身なんだよ」って [02:56.16]ついに君は抑えきれなくなって あたしを嫌った [03:01.14]君の後ろで誰かが言う 虎の威を借る狐のくせに! [03:05.73]ねぇ君は 一人で泣いてたんだね [03:15.91]聴こえる?この声 あたしがその誹謗(コトバ)を掻きけすから [03:25.82]わかってる本当は 君が誰より優しいってことを [03:35.56]ガラクタの声はそして歌った 他の誰でもない君のために [03:40.83]軋んでく 限界を超えて [03:46.95]二人はどんなにたくさんの言葉を思いついたことだろう [03:51.62]だけど今は何ひとつ思いつかなくて だけどなにもかもわかった [03:57.54]「そうか、きっとこれは夢だ。永遠に醒めない、君と会えた、そんな夢」 [04:11.10]ガラクタは幸せそうな表情(かお)をしたまま どれだけ呼んでももう動かない [04:20.92]望んだはずの結末に君は泣き叫ぶ 嘘だろ嘘だろってそう泣き叫ぶ [04:36.75]「僕は無力だ。ガラクタ一つだって救えやしない」 [04:46.36]想いは涙に ぽつりぽつりとその頬を濡らす [04:56.36]その時世界は 途端にその色を大きく変える [05:05.73]悲しみ喜び 全てを一人とひとつは知った [05:16.10]言葉は歌になりこの世界を 再び駆け巡る君のために [05:21.13]その声に意思を宿して 今思いが響く